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2018.11.29

WING

アジア最大級の国際航空宇宙展2018東京が開幕

今回はビジネス特化型のショーに

 『国際航空宇宙展2018 東京』が、11月28日から30日までの3日間の日程で、東京ビッグサイトで開幕した。今回の展示会には、国内外520社・団体(うち海外:122社・団体)が参集。ビジネスに特化することをテーマに掲げ、ビジネスマッチング企画や講演・セミナーなど、情報発信と交流の場として、盛り上がることが期待できそうだ。
 なお、今回の展示会には世界の航空宇宙産業の売上ランキングで上位100社以内の企業27社が出展したほか、日本各地の地方自治体・中小企業によるクラスターも出展。防衛装備庁もブースを構えるなど、展示スペース規模は前回2016年に比べて6割程度ながら、中身の密度の濃い展示会となっている。
 この展示会を主催する日本航空宇宙工業会(SJAC)の大宮英明会長は、開会式の冒頭、「国際航空宇宙展は今回で通算15回目。この展示会は1966年に、航空自衛隊入間基地で開催した東京航空宇宙ショーから始まり、52年の歴史を持つアジア最大級の歴史を持つ」と振り返りつつ、「初回の開催から半世紀を経る間に、日本の航空宇宙産業は大きく発展し、当時200億円きぼだった生産額は、航空宇宙をあわせて2兆円を超えている」と、日本の航空宇宙産業の発展に言及。「アジア地区の旺盛な航空需要を背景に、さらに産業規模が成長することが見込まれている」と話した。

※写真1=テープカットセレモニーによって、華々しく「国際航空宇宙展2018 東京」が開幕した(撮影:嶋田康宏)

※写真2=開会式の冒頭にあいさつしたSJAC大宮英明会長(撮影:嶋田康宏)