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エアバス、アジア太平洋地域の広胴貨物機需要は400機
A350Fは26年就航、まもなく胴部組立をスタート
エアバスは2月20日(シンガポール現地時間)、開催中のシンガポール航空ショーにおいて、アジア太平洋(APAC)地域における広胴貨物機の最新需要予測を発表した。それによれば、今後20年間で、新造および改造を含め、同地域で約400機の広胴貨物機の需要があるとした。
これは40トン以上の広胴貨物機が全世界で1490機の需要があることに対して、アジア太平洋地域の需要が25%以上占めることを意味する結果となった。
シンガポール航空ショーで会見に臨んだエアバスの貨物機マーケティング責任者であるクロフォード・ハミルトン氏は、「新型のA350フレイターによって、アジア太平洋地域の旺盛な広胴貨物機需要を満たすことができる」と述べた。
※画像=アジア太平洋地域で広胴貨物機需要は20年間で400機と予測。エアバスは開発中のA350フレイターが市場を牽引することに自信をみせる(提供:エアバス)
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