★1月の訪日外客数269万人、19年水準5カ月維持

　JNTO、韓国・台湾・豪州で単月過去最高記録

　日本政府観光局（JNTO）が発表した1月の訪日外客数は、前年同月比で79.5%増、コロナ前の19年同月比と同じ268万8100人を記録した。昨年10月移行、コロナ前水準を5カ月連続で維持している。1月元旦に発生した能登半島地震発生後、東アジアを中心に訪日旅行への影響が一部見られたものの、コロナ前水準と同数を記録した。
　東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで増加したことが、今月の訪日外客数を押し上げた。
　主要23市場のうち韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、フィリピン、豪州、米国、カナダ、メキシコ、中東地域の10市場で、1月として過去最高を記録した。また、韓国、台湾、豪州では単月で過去最高を更新した。

　1月の出国日本人数83万人、コロナ前42%減
　円安・物価・航空運賃割高、5割台回復で推移