ユナイテッド航空、ニューヨーク－テルアビブ再開へ

　3月6日から1日1往復、5月にも1日2往復体制

　ユナイテッド航空は2月21日（現地時間）、ニューヨーク/ニューアーク－テルアビブ線の1日1往復便運航を再開する予定にあることを明らかにした。週7往復運航の再開は3月6日から計画している。その上で早ければ、今年5月にも1日2往復便体制に回復させる予定だ。サンフランシスコ、ワシントン・ダレス、シカゴ・オヘア発の便については、秋以降の再開に向けて、引き続き評価する。
　パレスチナ暫定自治区「ガザ地区」を実効支配するイスラム系軍事組織「ハマス」が昨年10月7日、国境を越えてイスラエルに対する大規模な攻撃を仕掛け、一般市民が殺害・拉致されたことを発端に、イスラエルが応戦。ガザ地区へと侵攻し、「ハマス」殲滅戦を展開している。
　この政情不安を理由に、航空会社各社はイスラエルのテルアビブ線を運休。ユナイテッド航空も同様の措置を講じてきた。