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シコルスキー、ハイブリッド電動垂直離着陸実証機開発へ
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実証機通じて将来は軍民でファミリー化も視野
ロッキード・マーティン傘下のシコルスキーが、ティルトウィング式のハイブリッド電動垂直離着陸実証機(HEX / VTOL)を開発に踏み切る。開催中のHAI2024で明らかにした。
HEXプログラムでは高速で500海里(926km)以上の航続距離を有し、複雑な機構を簡素化することでメンテナンスコストを削減することなどに重点を置いて開発を進める。
既にシコルスキー・イノベーションズ、同社のプロトタイピング・グループ、GEエアロスペースが600kWの電気モーターを搭載したハイブリッド電気パワーシステム・テストベッドを構築するための最終設計を進めているとのこと。このテストベッドは、後に開発する1.2MWクラスのターボジェネレータと関連パワーエレクトロニクスを搭載した最大総重量9000ポンドのHEX実証機のホバリング性能を評価するという。
※画像=ティルトウィング式ハイブリッド電動垂直離着陸実証機を開発する(提供:シコルスキー)
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