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JALなど6社がドローンポートでの医薬品輸送実証
到着時受取りの省人化へ、社会実装へさらに一歩
日本航空(JAL)は2月27日、KDDI、KDDIスマートドローン、東日本旅客鉄道(JR東日本)、ウェザーニューズ、メディセオの6社共同のコンソーシアムで、ドローンによる医薬品輸送事業の一環としてドローンポートでの医薬品授受管理の実証を行ったと発表した。
実施したのは2月13日から22日までで、協力医療機関に近い東京都江東区豊洲5丁目のスペースを使い、ドローンが発着するドローンポートを設置した。これまで行ってきた実証では、ドローン着陸時の安全管理や配送物の受取りなどで、人員配置の必要があることなどが課題だった。そのため今回行った実証では、荷物の格納が可能なドローンポートを使い、ドローンによる医薬品輸送サービスで必要な離着陸時の安全確保や、配送物管理の利便性を確認した。