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2024.02.29

WING

JAL、横浜市と家庭廃食油の回収事業開始

 SAF原料として再利用可能な仕組み構築へ

 日本航空(JAL)は2月28日、横浜市と家庭用の廃食油を回収する仕組みの構築へ、社会実装を推進させる取組みの連携協定締結を発表した。今年3月から、ダイエーが運営するイオンフードスタイル鴨居店で市内の各家庭から回収を開始して、持続可能な航空燃料(SAF)の原料として活用できる取組みの推進を図る。
 JALは国内資源循環による脱炭素社会実現へ向けたプロジェクト「FRY to FLY Project」に参画しており、この参加メンバーである横浜市との協力によって実現した。横浜市との連携では、廃食油のSAF化など一連の仕組みを構築した社会実装を進め、SAF化について市民へ広報・啓発を行う。