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2024.03.03

WING

成田、軽油車両へ次世代バイオ燃料導入へ

 まずは4台の車両で実証、約9割のCO2削減

 成田国際空港会社(NAA)は2月29日、成田空港の特殊車両の燃料として次世代型バイオ燃料の「リニューアブルディーゼル(RD)」を導入することを発表した。すでに羽田や北九州などでも行われており、成田でも3月4日から、消防車・給水車・医療用機材搬送車・給油ローリー車の4台で実証を行って、本格導入まで進めていく計画だ。NAAの田村明比古社長は当日の会見で、同社が掲げるサステナブルNRT2050では30年度までに空港車両の低公害車化を目指していることを説明し「燃料の代替によって脱炭素化を進めていく」とした。