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2024.03.04

ウイングトラベル

★デジタルの力で「稼げる観光地域」実現を

 観光DXシンポジウム開催、具体的な事例紹介も

 

 日本能率協会は、先日東京で開催された「第52回国際ホテルレストランショー」で「地域振興プロジェクト 〜観光分野におけるDX推進」と題したシンポジウムを開催した。シンポジウムでは、具体的な事例を交えながら、地域振興における観光DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の必要性や重要性について伝えた。なかでも観光庁の秋本純一参事官(産業競争力強化)付専門官は「人口減少の中で、国内外との交流を生み出す観光は地域創生の切り札となる。観光分野のDXを推進することで、旅行者の消費拡大と再来訪促進、観光産業の収益、生産性向上を図り、『稼げる地域』を創出したい」と述べ、観光DX推進の意義、目的を強調した。