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2024.03.04

WING

JAL、パリ発便機内食で日本産和牛の提供開始

 現地精肉加工会社と契約、制約排除して実現

 

 日本航空(JAL)は3月1日から、パリ発羽田行き便の機内食で、群馬県産上州和牛を使った特別メニュー2種の提供を開始した。パリ1区の日本産和牛専門店「WAGYU RESTAURANT 1129」を経営するSARL OMATSU FRANCEのシェフが監修し、ファーストおよびビジネスの両クラスで提供している。
 これは、日本産和牛を海外輸出後に現地精肉加工会社で加工し、機内食として提供する試みとなっている。フランスでは精肉過程に制約が多く、これまで日本産和牛が流通しにくい環境だった。それを現地国フランスの精肉加工会社の協力によって、フランス発の機内でも和牛を提供できるようになった。

 

※写真=左がファーストクラス(和食)のメニューで、林大介シェフが監修した群馬県産上州和牛の桜葉コンフィ鶯餡 赤パプリカ味噌 エディブルフラワー。右がアラカルトメニューで手島竜司シェフが監修したパリ丼 オレンジ フヌイユ トマト レフォール風味のフォンドボー(提供:JAL)

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