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2018.11.30

WING

エアアジアX、福岡-クアラルンプール線就航

来年3月から週4便で、片道8000円の記念運賃も

 エアアジアXは2019年3月1日から福岡-クアラルンプール線を就航すると発表した。同路線にLCCが就航するのは初めてとなる。新路線は週4便で運航。機材は377席のエアバス330型機を使用する。今回の就航により同社の日本路線は6路線となった。
 今回の就航を受けて、同社のベンヤミン・イスマイルCEOは「エアアジアXは日本を最重要マーケットの1つとしてとらえており、2010年の乗り入れ開始以来600万人以上に利用してもらっている。まもなく福岡がクアラルンプールと週4便のフライトで結ばれる。新路線開設により日本とマレーシア両国間の関係がさらに深まることを期待している」とコメントした。
 一方、福岡県の小川博知事は「福岡空港にとって2006年以来の直行便就航が実現することを大変うれしく思っている。この機会を活かし福岡とマレーシアはもちろんアジア各地域とのビジネス、観光などさまざまな交流が深まることを期待している」と述べた。また、福岡市の高島宗一郎市長は「福岡市は観光やMICE、企業誘致などにより、アジアからも多くのビジネス客や観光客が訪れる都市を目指している。そうした取り組みも後押しとなり、エアアジアXが福岡空港を選んでくれたことにつながったのではないか。また、福岡市は若者を中心とした海外旅行の促進にも力を入れており、福岡とマレーシアの一層の交流促進につながるよう取り組んでいく」とコメントした。