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2024.03.05

WING

航空輸送12月、国際旅客輸送が約8割まで回復

国内はほぼ回復、人キロベースで19年上回る

 国土交通省が発表した本邦航空運送事業者による12月の航空輸送統計速報は、国際航空旅客の輸送量が155万7000人で、前年同月比が51.1%増、コロナ禍前の2019年同月比が20.4%減になり、人キロベースが76億699万7千人キロで、前年比27.1%増、19年比15.2%減、座席利用率が76.2%となった。国際旅客は訪日旅客が急速に回復し、コロナ禍前の8割近くまで回復した。
 国内定期航空の旅客輸送量は848万人で、前年比2.6%増、19年比1.3%減で、人キロベースが79億7136万8千人キロで、前年比1.8%増、19年比0.9%増になり、座席利用率が71.4%となった。国内ではコロナ禍前と比べて、旅客数が若干下回ったものの、人キロベースでは上回り、堅調に推移した。