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2024.03.06

WING

JAL、1月の国際旅客15.9%増、旺盛な訪日需要で

 国内線旅客15.1%増、7割近い利用率に

 日本航空(JAL)がまとめた1月の輸送実績は、国際線(JAL、JTA)の旅客数が前年同月比15.9%増の52万9357人で、グループによる国内線(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC)旅客数が15.1%増の256万8593人となった。国際線はインバウンドによる旺盛な需要がけん引し、前年同月を大きく上回った。国内線も堅調に伸びて前年を上回った。
 国際線旅客は、アウトバウンド需要の回復が遅れているものの、着実に回復を見せ、旅客が前年よりも2割弱程度伸びた。需要を示すRPKでは6.7%増の28億7843万2千人キロ、供給を示すASKが5.1%増の39億6906万4千座席キロとなり、利用率が72.5%だった。方面別では欧州やアジア、リゾート路線が好調で、欧州線は17%増の3万7001人で、東南アジア線は6%増の22万4685人、ハワイ・グアム線は71.6%増の4万9421人になった。