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2024.03.07

WING

三菱重工業、軌道上衛星搭載AIが物体検知開発

 25年度にRAISE-4で軌道上実証、船舶対象に

 三菱重工業は3月6日、次世代宇宙用MPU(Micro Processing Unit)である「SOISOC4」を活用し、衛星上で人工知能(AI)を駆動し、衛星画像から物体を検知するオンボードAI物体検知機「AIRIS(アイリス)」を開発したことを発表した。
 「AIRIS」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進める「革新的衛星技術実証プログラム」の実証機会として2025年度中の打上げが予定されている「革新的衛星技術実証4号機」の軌道上実証計画において、小型実証衛星4号機「RAISE-4」に搭載されて打ち上げられる予定で、その後、軌道上で実証を行う計画だ。