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2024.03.08

WING

エアバス、「CityAirbusNextGen」がロールアウト

年内の初飛行に向けて各種試験を実施

 

 エアバスは3月7日(独ドナウヴェルト現地時間)、開発中の「CityAirbus NextGen」のプロトタイプ機をロールアウトさせたことを発表した。同機は今年末に初飛行する計画だ。
 翼幅約12メートル、2トンクラスの「CityAirbus NextGen」は、航続距離が80km、巡航速度時速120kmを目標に開発作業が進められており、様々なミッションに対応可能なマルチミッション機となる見込みだ。
 エアバスはドナウヴェルトに、「CityAirbus NextGen」のテストセンターを開設するなど、先進エアモビリティ(AAM)の研究開発に対する投資をコミットした。昨年12月には「CityAirbus NextGen」の電源投入(パワーオン)を実施しており、年内のプロトタイプの初飛行までに必要な残りのテストを実施する。一連のテストのなかには、8基のローターを持つ電気モーターに関する試験のほか、飛行制御やアビオニクスなどの他システムなど、幅広くカバーする。

 

※写真=「CityAirbus NextGen」がロールアウト(提供:エアバス)

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