エアバス、「EarthCARE」を米カロフォルニア州へ移送

　エアバスは3月9日（ミュンヘン現地時間）、同社が製造した「EarthCARE」（Earth Clouds, Aerosols and Radiation Explorer）が、ドイツのミュンヘンを出発し、米国カリフォルニア州バンデンバーグの発射場へ向けて空輸中であることを発表した。「EarthCARE」はファルコン9ロケットを使って今年5月に打ち上げられる予定だ。
　「EarthCARE」は、欧州宇宙機関（ESA）と宇宙航空研究開発機構（JAXA）の共同プロジェクトだ。雲とエアロゾルが地球大気の加熱と冷却に果たす役割を定量化し、不確実性を低減することで、気候変動に対する理解を深めることに貢献する。

※写真＝EarthCAREを米国へ移送（提供；エアバス）