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2024.03.12

WING

JALとKDDIスマートドローンが震災被害調査協力

 正確なオルソ画像作成、橋梁被害など確認

 

 日本航空(JAL)とKDDIスマートドローン(東京都港区、博野雅文社長)は3月8日、能登半島沖地震の被害状況を調査する支援活動のため、石川県珠洲市と輪島市でのドローンを使った活動について発表した。
 この活動で2社は、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の調整によって1月19日から2月7日までへ現地入りし、ドローンによる被害状況の調査活動に参加した。
 2社の活動について、珠洲市では市の依頼を受けて宝立町をはじめとした地区でドローンによる撮影を行い、既存の地図上へ正確に重ねられるオルソ画像を作成。さらに建設候補地と津波の浸水範囲の関係が分かるよう、オルソ画像と津波浸水域を重ねて、自治体による迅速な対策に向けた資料提供を行った。

 

※写真・図=ドローンによる空撮によってオルソ画像を作成。浸水域を重ねた地図を示した(提供:JAL/KDDIスマートドローン)

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