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2024.03.12

WING

FAA25年度予算、管制官を2000名増員へ

老朽施設の近代化、737MAX事故で監督機能強化

 米連邦航空局(FAA)は3月11日(ワシントン現地時間)、2025年度予算(2024年10月~2025年9月)要求を議会に提出した。このなかでFAAの航空管制官を約2000名増員することを盛り込んだほか、インフラを近代化、さらにはアラスカ航空の737-9型機事故発生を受けて、FAAの安全監督機能を強化することなどを盛り込んだ。
 FAAのマイク・ウィテカー長官は「我々の最優先事項は安全。この予算は、FAAに必要なリソースを提供し、必要不可欠な安全活動を継続するためのもの」であることを強調。「航空管制官を増員し、老朽化した航空交通施設を近代化し、安全監視を強化する」とした。