エアロセンス、静岡県で医療機器搬送実証

　36km先の目的地に約35分で配送

　エアロセンスは3月12日、去る3月8日に、静岡県が実施したドローンによる医療機器の長距離輸送の実証実験で、垂直離着陸型固定翼ドローン（VTOL）「エアロボウイング」の運航を担当したことを発表した。
　今回の実証実験は「医療機器の長距離輸送」をテーマに、ドローン配送における受注から引渡までの運用及びコストを検証し、商用化の実現を目的に実施したもの。
実証当日は10時30分に静岡市内の医療機器商社を離陸し、「エアロボウイング」が飛行を開始。大谷川沿いを南下後、駿河湾を横断し沼津市内の海水浴場の駐車場まで約36kmの距離を時速約70kmで飛行し、約35分で目的地まで医療機器を配送することにせ成功した。

※写真＝医療機器を長距離搬送する「エアロボウイング」（提供：エアロセンス）