ウイングトラベル
★5年に一度の羽田国内線枠配分の議論がスタート
パンデミック発生踏まえ評価期間の延長も視野
世界屈指の混雑空港でもある羽田空港の国内線発着枠配分を決める国土交通省の羽田発着枠配分基準検討小委員会(座長=竹内健蔵:東京女子大学現代教養学部国際社会学科教授)の第1回目の会合が3月14日、国土交通省で開かれた。
羽田空港の発着枠は混雑空港の使用許可の期限が5年毎に到来する機会を捉えて、各航空会社の発着枠使用状況などを評価し、その結果を次の使用許可に反映することになっている。そうしたなか現在の使用許可は2025年1月に期限を迎えることから、同小委員会はこれまでの発着枠の使用状況を確認するほか、その配分方法に関する考え方を検討することになる。同小委員会としては、今年夏頃までに、今後の発着枠配分に関する考え方を取りまとめる方針だ。