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ANA、欧州発便で日本産魚類使用の機内食提供
EU HACCP取得により鰤、鯛、縞鯵が輸出可能に
ANAホールディングス(ANAHD)は、欧州発便で日本産の魚類等素材を使用した機内食(和食)を12月1日より提供開始した。これはANAグループの機内食の企画・調理等を担うANAケータリングサービスが6月12日に水産庁より「対EU輸出水産食品取扱施設」として認定を受けた(EU HACCP認定)ことにより、EU圏に加熱調理済みの切り身魚の輸出が出来るようになったことを受けたもの。
ANAHDによれば、「EU HACCP認定」の取得は、機内食を取り扱うケータリング工場としては国内初とのことで、これまで機内食として提供できなかった日本産の鰤や鯛、縞鯵を使用した和食が提供可能となり、メニューのレパートリーが拡大するとしている。ちなみに今後提供予定のメニューとしては鰤藻塩焼きや鯛塩焼き、縞鯵酒焼き等12種類を挙げている。
※写真=12月から提供開始の鯛胡麻焼き(提供:ANAホールディングス)