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2024.03.25

WING

P&W、FAAら産学官連携でCO2以外の排出ガス研究

 排出ガス影響把握とガス削減に向けて理解促進

 RTX傘下のプラット&ホイットニー社と米連邦航空局(FAA)は、ミズーリ科学技術大学(Missouri S&T)、エアロダイン・リサーチ、そして米環境保護庁(EPA)と共同で、CO2以外の航空排出ガスに関する研究を推進する。これにより、航空機の排出ガスが環境に与える影響の把握と、排出ガス削減を目指す方針だ。
 これはFAAの「ASCENT」プログラムの一環。プログラムでは化石原料由来の燃料であるジェットAと、植物油と動物油脂由来のバイオ燃料である100%加水分解エステル・脂肪酸合成パラフィンケロシン(HEFA-SPK)で構成される持続可能な航空燃料(SAF)の排出を比較する方針だ。