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ベトナム航空、来年日本就航25周年
成田-ダナン線など強化、日本人100万人達成へ
ベトナム航空は、先日都内ホテルで旅行業界関係者を集めたイベントを開催、来年日本就航25周年を迎えると共に、好調な成田-ダナン線の通年デイリー化とピーク時の機材大型化など、日本路線をさらに強化、日本からベトナムへの渡航者数100万人の早期達成を目標とする考えを示した。
同社は1994年に関西-ホーチミン線を週3便で開設。2005年には日本主要4都市からの運航を開始、2014年からは羽田線と成田-ダナン線の運航を開始するなど、その運航規模を拡大。今年冬期スケジュールにおいては、日本路線を最大週80便運航するまでに成長した。
また2015年にはエアバス社とボーイング社の最新機材(A350/787型機)を相次いで日本路線に投入。2016年にはANAとの提携を開始、今年はスカイトラックス社による「4つ星エアライン」を3年連続獲得するなど、プロダクトやサービス面での拡充も図っている。
日本就航25周年を迎える来年はさらに、成田-ダナン線の通年デイリー化とピーク時の機材大型化、福岡-ホーチミン線の増便(週3便→週4便)を計画。日本路線の座席供給量は、今年と比べ17%増となる予定だ。プロモーションにおいても7つのリゾートのワンブランド化を推進、ベトナムへの旅行需要の喚起を図ることで、100万人達成を目指す。なお、今年のベトナムへの日本人渡航者数は83万人に達する見込みだ。