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2018.12.04

WING

在外邦人保護訓練、3自衛隊等合同で実施

 統合幕僚監部は12月3日に、「平成30年度在外邦人等保護措置訓練(国内)」を12月11日から14日の間、国内で実施すると発表した。
 これは外国において、紛争・災害等の緊急事態において、在外邦人等に危害が及ぶ可能性がある際に、これを保護・輸送するというもので、これまでにも国内だけでなく、海外でも訓練を実施している。
 今回の訓練には、統幕以下、3自衛隊の車両やCH-47JA、C-2等の航空機、艦艇が参加予定のほか、自衛隊と関係機関との連携強化のため、外務省からも所要の人員の協力を得るとのことだ。

〔在外邦人等保護措置訓練概要〕
▼実施期間:12月11~14日
▼実施場所:日光演習場、陸上自衛隊米子駐屯地、航空自衛隊美保基地、境港及びこれらを結ぶ経路並びに周辺空海域
▼主要訓練項目
・机上訓練:自衛隊と関係機関との連携
・実動訓練:先遣調査チームの現地活動、派遣統合任務部隊司令部等の現地における一連の活動、関係機関との連携
▼主要参加部隊(予定)
・統合幕僚監部等:人員約10名
・陸上自衛隊(陸上総隊、西部方面隊及び警務隊):人員約200名、車両約20両、航空機2機(CH-47JA)
・海上自衛隊(自衛艦隊):人員約250名、艦艇1隻
・航空自衛隊(航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、航空警務隊等):人員約70名、航空機2機(C-2)
・その他:外務省から所要の人員