★HIS、GW海外旅行予約 コロナ前の5割台に低迷

　ソウル・台北・ホノルル、アジアの人気高まる

　エイチ・アイ・エス（HIS）が発表した今年のゴールデンウィーク（4月26日～5月6日）の予約状況によると、海外旅行の予約数は前年同期比23.2%増、コロナ前の18年同月比で53.3%と5割台の回復にとどまっている。平均単価は前年同期比1.5％減、18年同期比47.7%増の20万4900円と円安・物価高の影響を受けた。出国ピークは5月3日、帰国ピークは5月6日。
　HISでは、「昨年の夏休み、年末年始と比べて繁忙期の予約者数は着実に増加しているものの、コロナ前と比べると大きな回復は見られず、海外旅行市場の活性化には至っていない」と厳しい見方を示した。