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2018.12.04

ウイングトラベル

自然やワイン、日本レジャー市場拡大に本腰

オレゴン州トゥアラティン・バレー、消費税ゼロ

 米オレゴン州トゥアラティン・バレーワシントン郡観光局は、旅行会社向けにセミナーを開催し、同エリアの観光情報を提供すると共に、その魅力をアピールした。同観光局は、今年7月に日本事務所をアビアレップスに委託し、日本市場でのプロモーションを強化しているところ。来日した同局局長兼最高経営責任者(CEO)のキャロライン・マコーミック氏は、「トゥアラティン・バレーにおいて、日本は中国に次いで第二の国際市場になっている」と説明し、今後も旅行会社や航空会社と協力しながら日本市場の開拓に力を入れていく考えを示した。
 トゥアラティン・バレーは、オレゴン州ポートランド西側に広がるエリアでポートランド都市圏に属する。オレゴン州の人口約400万人のうち約200万人がこのポートランド都市圏に暮らし、そのなかでもトゥアラティン・バレーは富裕層が多いエリア。
 マコーミック氏は、観光デスティネーションの特長として、治安の良さ、豊かな自然、日本からのアクセスのよさに加えて、オレゴン州が消費税ゼロであることも「大きなアピールポイント」として強調した。自然では、ハイキング、キャンピングなどのアウトドア体験のほか、トゥアラティン・バレーのあるウィラメット・バレーはオレゴン州最大のブドウ栽培地域で、約30軒のワイナリーが点在することからワイナリーツアーの訴求を強めていく考えを示し、「カリフォルニア州のナパバレーとトゥアラティン・バレーを組み合わせたツアーも可能」と提案した。また、地元食材を使ったオーガニックなグルメも魅力的な観光素材と紹介した。

 

 リーズナブルなホテル魅力、ポートランド拠点に
 

 

※写真=オレゴン州トゥアラティン・バレーワシントン郡観光局マコーミック局長兼CEO