ウイングトラベル
★訪日外客数、コロナ前水準の前倒し回復も視野に
高橋観光庁長官「地方誘客と受入環境整備一層注力」
観光庁の高橋一郎長官は4月17日に行われた業界紙各社との会見で訪日外客数について「現状のペースで進めば、2025年を目標としている2019年水準超えを前倒し達成できる見通しである」という考えを示した。3月の訪日外客数は単月で初の300万人を突破。欧米豪諸国を中心に好調な伸びを示している。そうした中で高橋長官は「今後はオーバーツーリズムの未然防止抑制を含めて受入環境をしっかりと整えていくとともに、高付加価値なインバウンド観光地づくりや全国各地での特別な体験の創出など取り組みを進め、無限の可能性がある地方への誘客を強力に進めていく」と改めて強調した。
6カ月連続でコロナ前水準超え
欧米豪好調、中国もFITは8割台の回復率に