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ニュージーランド航空、全電動機ALIA CTOL投入線決定
2026年にNZポストの貨物専用便で運航開始
ニュージーランド航空が昨年末導入を発表したベータ・テクノノロジーズ製全電動機「ALIA CTOL」の初めての活用ルートとして、ウェリントン-マールボロ線を選定したことを明らかにした。2026年にもニュージーランド・ポスト(ニュージーランド郵便局)と提携して、貨物専用便として就航する計画だ。
ウェリントンはニュージーランドの首都で、北島の南部に位置する。一方、マールボロは南島の北部に位置する。つまり、今回ニュージーランド航空が設定した飛行ルートは、クック海峡を横断して、貨物輸送を行うルートということになる。
ニュージーランド航空はウェリントン空港について、同航空初の全電動機の本拠地とする方針で、マールボロ空港にも電力を供給するための充電インフラも整備する。
※画像=ニュージーランド航空初の電動航空機路線はウェリントン-マールボロ間に決定。2026年にも貨物専用便を運航する(提供:ニュージーランド航空)
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