ウイングトラベル
★JNTO、2024年度は地方誘客強化を重視
戦略的な訪日マーケ展開や関係機関との連携強化
日本政府観光局(JNTO)は4月24日に定例のメディアブリーフィングを開催し、2024年度の事業方針について説明した。水際対策の撤廃後、訪日インバウンドは急速に普及しているものの、大都市圏への滞在に偏重していることを踏まえ、24年度は地方誘客の強化に向けた取り組みを一段と推進していく方針を示した。コロナ禍前に地方部への訪問数が多かったアジア市場の早期回復への取り組みを始めとして、市場・テーマごとに戦略的なマーケティング・プロモーションを推進していく。このほか、地域・関係機関との連携体制を一層緊密化させて誘客強化に取り組んでいく方針だ。
訪日外客、3月には単月初の300万人超え コロナ禍から急速回復も大都市圏偏重
欧州6市場で航空会社と共同キャンペーン アジアのライトリピーター照準にプロモ展開
高付加価値旅行モデル観光地のPR強化 海外旅行会社の知見活かし、サステナブル旅行推進
地域関係者と連携し、特別な体験の発信強化 地方大学とともに国際会議誘致への働きかけ推進
能登半島地震の復興支援へ北陸向けプロモ強化
※写真=2024年のJNTOの事業展開について説明する中山理映子理事