大韓航空、K-UAMの統合運用実証に成功

異常発生時含め10個のシナリオで検証

　大韓航空は4月24日（現地時間）、現代自動車、KT、仁川国際空港公社、現代E&Cと共同で、去る3月11日から5週間にわたって全羅南道高興航空センターにおいて、韓国都市航空交通(K-UAM)グランドチャレンジの第1フェーズを実施した。同フェーズにおいて、統合運用の実証に初めて成功したことを明らかにした。
　大韓航空は実証実験を通じて、電動垂直離着陸機(eVTOL)とUAM運用システム間の5G航空通信ネットワークを使用したUAM統合運用システムを検証。これまでの民間機運航の知見をフル活用し、自社開発したUAM用「飛行制御システム」と「運航管理システム」の実証を進めた。