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2018.12.06

ウイングトラベル

JAL10月国際線旅客数5%増、訪日旅行好調

供給増で利用率81.5%と0.8ポイント下降

 日本航空(JAL)グループの10月国際線旅客数は、前年同月比4.8%増の76万7120人と好調に推移した。有償旅客キロ(RPK)は3.5%増の38億1127万千人キロ、座席キロ(ASK)は4.6%増の46億7868万席キロで、平均搭乗率は0.8ポイント減の81.5%だった。
 方面別旅客数は、1%減の欧州線以外は前年実績を上回った。とくに訪日客が旺盛な中国線は9.4%伸びたほか、オセアニア線も8.4%増加。さらに米大陸線も6.5%増、ハワイ・グアム線も5.9%増加するなど、旅客数を5%以上伸ばした方面が多かった。加えて、韓国線は3.6%増、東南アジア線も3.3%増と堅調に伸びている。
 各方面の利用率は、韓国線が13.7ポイント上昇して88.8%と高かった。さらに中国線が3.5ポイント伸び79.2%、米大陸線が2ポイント増えて83.1%、欧州線も1.6ポイント増加して83.1%となった。一方で、ハワイ・グアム線の利用率は6.2ポイント下降して78.2%、東南アジア線も3.9ポイント減少して78.4%とダウンした。