海自SH-60K事故は2機の衝突、単機飛行訓練解除

　回収のフライトレコーダー解析、機体には故障なし

　海上自衛隊は5月2日、訓練中に墜落したSH-60K哨戒ヘリの事故によってこれまでSH-60型機の訓練飛行を見合わせてきたが、回収したフライトレコーダーの一次解析によって機体自体の安全性に問題がなかったことが分かったとして、単機での訓練飛行解除を発表した。2機が墜落した原因が衝突によるものだと分かり、機体自体の安全性に問題がなかったことを確認した。そのため、機体同士で衝突するおそれのない単機での訓練飛行については翌3日から実施できることになった。