航空輸送統計2月、国際旅客が8割超まで回復

　国内旅客はコロナ前上回る19年比4.3％増に
 
　国土交通省が発表した本邦航空運送事業者による2月の航空輸送統計は、国際航空旅客の輸送量が152万2000人で、前年同月比が52.6％増、コロナ禍前の2019年同月比では16.6％減となり、人キロベースが71億9211万4千人キロで、前年比34.5％増、19年比8.6％減になり、座席利用率は76％だったと発表した。国際旅客は訪日旅客の急速な増加によって著しく回復しており、コロナ禍前の8割強まで回復した。
　国内定期航空の旅客輸送量は817万7000人で、前年比が6.8％増、19年比が4.3％増、人キロベースでは77億9439万3千人キロになり、前年比6.7％増、19年比7.2％増、座席利用率は77.5％となった。国内旅客も堅調に数を伸ばし、人キロだけでなく旅客もコロナ禍前を上回る数となった。