記事検索はこちらで→
2024.05.13

WING

今夏の日本着国際線席数、前年比43%増の3898席に

ANA総研調べ、コロナ前の19年夏比でも2.9%増

 ANA総合研究所は2024年夏季スケジュールにおける日本着国際線提供座席数をまとめた。それによると、期間中、およそ3898万席が提供されることが明らかになった。これは23年夏季スケジュールに比べて、実に1174万席(23夏比:143%)多く、しかもコロナ禍前の2019年夏季スケジュールと比べても、111万席(19夏比:102.9%)増加する見通しだ。
 航空会社別にみると、提供座席数がもっとも多いのは全日本空輸(ANA)の334万席(構成比:8.6%)、次いで日本航空(JAL)294万席(構成比:7.6%)、キャセイパシフィック航空138万席(構成比:3.6%)と続いた。
 また、海外就航地別にみると、南北アメリカ大陸と近隣諸島(ハワイ諸島を含む)地域が416万席(19夏比:105.8%)、ヨーロッパ・中近東・アフリカと近隣諸島地域は259万席(19夏比:93.1%)、そしてアジア(中近東を除く)・オセアニアと近隣諸島地域は3222万席(19夏比:103.5%)となった。