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2024.05.16

WING

米超大型UUV「マンタ・レイ」、海中試験を完了

 海中・洋上性能確認、迅速輸送・組立も実証

 ノースロップ・グラマンが製作した無人水中航行体(UUV)「マンタ・レイ」のプロトタイプが、カリフォルニア沖で実施した海中試験を完了した。海中試験は今年2月と3月にかけて行われた。米国防高等研究計画局(DARPA)が明らかにした。
 海中試験では、「マンタ・レイ」の浮力、プロペラ、制御面など、推進系および操舵に関するす全モードを使用した潜水操作のほか、洋上の流体力学的性能も検証した。
 この「マンタ・レイ」は、海洋環境で持続的な作戦に対応できる長時間・長距離、そして大きなペイロードを搭載可能なUUVを開発・実証することが目的だ。

※写真=「マンタ・レイ」プロトタイプの海中航行試験が行われた(提供:DARPA)