★双方向交流促進へ、若年層旅行や地方交流一層強化

　高橋観光庁長官「関係者と連携し旅行の魅力発信」

　観光庁の高橋一郎長官は5月15日に開催した業界紙会見でインバウンド・アウトバウンド双方の観光交流促進に向けて若年層の国際交流や地方への観光誘致に活性化に一層注力していく方針を示した。特にコロナ禍からの回復が遅れているアウトバウンドに関しては旅行関係団体や海外政府観光局などとの連携を一層促進するとともに、海外観光関係者が来日して実施する商談会に旅行会社などの積極的な参加を呼び掛けて本格的な回復に結び付けていきたいとした。

米国・フランスの観光交流イベントに参加 　相互交流の一層の促進へ認識を共有

米国観光関係者との商談会参加を呼びかけ 　海外教育旅行プログラム造成支援を積極展開

訪日外客、2カ月連続で単月300万人超え 　中国、個人旅行はコロナ前の9割回復

米国・フランスの観光交流イベントに参加 　相互交流の一層の促進へ認識を共有

GWのオーバーツーリズム対策、一定の効果 　観光客受入と住民生活の両立へ一層取り組み加速

　地方観光促進へガイド人材の育成強化へ 　有識者会議で人材確保や働き方など議論

※写真＝業界紙との会見に応じる観光庁の高橋一郎長官