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2024.05.16

WING

JAL、2回目の「JAL Wingman Project」開始

 コンテスト形式で協業パートナー選出

 日本航空(JAL)は、ESG戦略における価値創造のため、「JAL Wingman Project」をコンテスト形式で開催してJALグループと共創・協業するパートナー募集を開始した。募集期限は6月20日までで、7月9・10日に面接、7月24日に最終選考を行う。2025年3月31日までは最優秀賞受賞者の協業検討期間になり、この期間中には実証実験などで最大1000万円の費用をサポートする。
 このコンテストは今年で2回目。募集テーマを「ヒト・モノ・コトの距離を縮め、豊かでサステナブルな社会を実現する新規事業」と題して、JALの人・モノ・ノウハウ・場所など多様なアセットと、パートナー企業のアセットを掛け合わせ、双方向の協力によって新たな事業を構想し、協業することを目指す。
 前回のコンテストでは、選定企業と余剰の炊いた白米をアップサイクルしたクラフトビールを開発・販売した。この活動を通じてJALは、多くの企業と協業検討や応募企業とのディスカッションを行っており、オープンイノベーションを進化・加速させつつ、JALのイノベーション領域拡大を進めてきた。