エミレーツ、ヒースローでシェルからSAF供給

　今夏終わりまでに3000トン以上の混合SAF受領

　エミレーツ航空は5月15日（現地時間）、ロンドン・ヒースロー空港において、シェル・アビエーションから持続可能な航空燃料（SAF）の供給を受けたことを発表した。 従来のケロシンベースのジェット燃料と混合した3000トン以上の混合SAFが、今夏の終わりまで供給される予定にあることを明かした。
　エミレーツ航空がロンドン・ヒースロー空港においてSAFの供給を受けたのはこれが初めて。これまでに購入したSAFの最大量となるという。エミレーツ航空は、ロンドン・ヒースロー空港のSAFインセンティブ・プログラムに参加しており、このプログラムはヒースロー空港に就航する航空会社にとって、比較的手頃な価格でSAFを調達することができるなど、SAFへのアクセス性を高めるものだという。