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2018.12.07

WING

超小型無人偵察ヘリ「ブラックホーネット」を紹介

米FLIR社製、昼夜間ビデオ画像伝送可能、三井物産エアロが代理店

 三井物産エアロスペースは先頃、世界最小の偵察用超小型無人ヘリコプター「ブラックホーネット」をJA2018に出展、紹介した。同社が代理店を務める米FLIR社製のブラックホーネットは全長16.8センチ、重量約30グラムで、ビデオおよび静止画カメラを装備して昼夜間の偵察が可能。行動半径は約2キロメートル、最大速度約22キロメートル/時、飛行音はほとんど聞こえず隠密裡に偵察が可能という。データリンクにより画像を手持ちの受信装置で見ることができ、歩兵の近接遮蔽物背後の偵察などに最適としている。
 既に米陸軍を始め、欧州、豪州、インドで採用されている。超小型ヘリ2機と操縦、受信装置など1式が片手で持てるほどコンパクト。個人用偵察装置とも称しており、近接戦闘で状況認識能力を圧倒的に高められる。

 

※写真=JA2018に展示されたブラックホーネット超小型無人ヘリ