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ボーイング、エコ実証機で内装リサイクル等技術検証
乗務員の作業負担減や燃料消費量・騒音削減技術も
ボーイングは、今年の「ecoDemonstrator」(エコ・デモンストレーター)プログラムを通じて、経年劣化した航空機のリサイクルを推進していく上で最も困難な部分の一つである客室内装の運用効率と持続可能性の強化に焦点を当てた技術を試験することを明らかにした。ボーイングは今月、「エコ・デモンストレーター」の777-200ERを活用したテストを開始することを表明した。
今回の「エコ・デモンストレーター」プログラムでは、より軽量かつリサイクル性を高めた耐久性に優れた床材と再生炭素繊維の天井パネルを搭載。いずれも25%のバイオベース樹脂製となっており、この新材料を実機で検証する方針だ。
※写真=777-300ERエコ・デモンストレーターで内装品の持続可能性など様々な技術を検証する(提供:ボーイング)
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