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MBDA、「HYDIS2」の構想段階スタート
極超音速・弾道ミサイル迎撃、2035年実用化目指す
MBDAは、欧州の防衛装備品共同開発プログラムを管理する政府間組織である共同軍備協力機構(OCCAR)との間で、「HYDIS2」(HYpersonic Defence Interceptor Study)コンソーシアムのパートナーを代表する欧州防衛基金の無償資金協力契約および調達契約に調印し、「HYDIS2」の構想段階をスタートした。
欧州委員会は「HYDIS2」プロジェクトについて、昨年7月に資金調達対象として選定。フランス、ドイツ、イタリア、オランダの各政府が共同出資することを決定した。
MBDAは今回、OCCARとの間で調印を結び、3年間のコンセプトフェーズを開始。その主たる目的は、最も適切かつ効果的な極超音速兵器および弾道ミサイルの迎撃コンセプトと関連する兵器アーキテクチャを描き出すことにある。
※写真=極超音速飛翔体や弾道ミサイルなどを迎撃可能な「HYDIS2」の開発を深化させていく(提供:MBDA)
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