WING
JAC、飲酒問題で大阪航空局に報告書
日本エアコミューター(JAC)は12月5日、去る11月28日に乗務予定だった運航乗務員からアルコール基準値(0.1mg/L)を超えるアルコールが検出され、約1時間の遅延便が発生した問題で、大阪航空局に対して報告書を提出した。JACは運航乗務員の管理強化を目的としたアルコールに関する規定の制定と厳格な運用のほか、安全と規定遵守に対する意識の向上およびアルコールに関する知識の再徹底、さらには個別ケアの実施の検討などといった再発防止策を打ち出している。同社では2017年10月、そして今年7月にも飲酒に係る事案が発生しており、再発防止を進めていたなかでの発生となった。
JACは大阪航空局に提出した報告書のなかで、大阪航空局が11月29日に発した「運航乗務員に対する乗務前の飲酒に関する管理の強化等の指示についてを厳粛に受け止め、二度と発生させることのないよう、管理の強化、徹底および再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」としている。