航空局、韓国当局と相互承認取決め締結

　整備分野で重複削減、制度比較など実施へ

　国土交通省航空局は5月17日、韓国航空当局との政策対話を宮城県仙台市で行い、航空安全、航空交通管理、環境保護、次世代航空モビリティ等の新技術など、航空政策の重点分野について意見交換したことを発表した。
　この対話では、航空の安全に関する相互承認取決めを締結し、環境新技術に関する作業部会設立趣意書へ署名した。取決めでは、双方の安全に関する協力枠組みを構築するものであり、検査などの重複削減に向けた日韓協力を強化するもの。今後はまず整備分野で詳細実施手順書の締結を目指して制度比較などを進める予定としている。

※写真＝対話に参加した大沼俊之航空局次長と、キム・ヨングック航空政策官（提供:航空局）