アーチャー、エティハドとeVTOL訓練で提携

　eVTOLパイロットの訓練1期生募集開始へ

　アーチャー・アビエーション（アーチャー）は5月20日、エティハド・アビエーション・トレーニング（エティハド・トレーニング）との間で、eVTOLのパイロット訓練の実施について、覚書（MOU）を締結したことを発表した。さらに、いよいよUAEにおけるeVTOLの社会実装に向けて、パイロットの募集をスタートすることを明かした。
　機体やバーティポートの開発など、eVTOLの社会実装に向けた取り組みが加速していたなか、ついにeVTOLを使ったエアタクシー事業の開始に向けて、eVTOLパイロット訓練生の募集がスタートする。これまで機体メーカーのテストパイロットが操縦するケースは各地でみられていたが、広くeVTOLパイロットの募集を開始したことで、eVTOLという空の移動に革命をもたらす新たなツールの社会実装が、一層現実味を帯びてきたかたちだ。