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2024.05.22

ウイングトラベル

★ルフトハンザ第1四半期、営業損失8億ユーロ超

 旅客需要旺盛、24年通期営業利益22億ユーロ予想

 ルフトハンザ・グループが発表した第1四半期(1-3月期)決算によると、第1四半期はストライキが収益の重しとなったものの、旺盛な旅客需要に支えられるかたちで、グループ連結売上高は前年同期比5%増加した73億9200万ユーロに達したことを明かした。売上が拡大する一方で、調整後EBITは8億4900万ユーロの損失(前年同期:-3億400万ユーロ)を、純損失も7億3400万ユーロ(同:4億6700万ユーロ)を計上した。

 ルフトハンザ・グループによれば、ストライキの影響を除いた単価は前年を下回る水準で推移しており、ストライキによる収益への影響は約3億5000万ユーロにのぼった。

 また、今後の夏のピークシーズンの先行予約に関しては 前年比16%と好発進しているとのこと。こうしたことを受け、2024年度通期の調整後EBIT予想は約22億ユーロを見込むとするなど、大幅な業績改善が進むとの見通しを示した。

※写真=ルフトハンザ・グループは旅客需要が好調も損失が拡大。ストライキも収益の足枷となった(提供:ルフトハンザ)