大韓航空、AIコンタクトセンター立上げ

　AWSクラウドベースの単一プラットフォームに

　大韓航空は、Amazon Web Services(AWS)と提携し、人工知能(AI)技術を用いた「AIコンタクトセンター」(AICC)を立ち上げたことを発表した。
　大韓航空は去る5月20日、ソウル市江西区にある大韓航空本社B棟7階のメディアルームでAICC建設プロジェクトのキックオフイベントを開催し、AWSのAI技術を活用したコンタクトサービスの品質の向上について議論した。
　このAICCは、AI技術を用いた音声ボットやチャットボットが消費者の質問に答えるクラウドベースのインテリジェントカスタマーセンターだ。AICCを活用することで、単なる案内・相談業務に留まることなく、AIとクラウドを組み合わせた体系的な顧客管理や個別カウンセリングサービスにまで踏み込むことが可能だという。

※写真＝大韓航空がAIを活用するコンタクトセンターを設置した（提供：大韓航空）