記事検索はこちらで→
2024.05.28

WING

防衛省、発射ミサイルが海上で消失と発表

 防衛省は5月28日、日米韓の緊密な情報共有により北朝鮮による衛星の打ち上げを目的としたミサイル発射について、発射から数分後に黄海上空で消失し、宇宙空間へ何らかの物体が投入されていないとした推定を発表した。日米韓では失敗の可能性を含め、詳細の分析を進めているとした。
 ミサイルの発射があったのは、27日22時43分ごろで、北朝鮮北西部沿岸地域の東倉里(トンチャンリ)地区から南方向に向けて発射した。事前通達などから、日本の領域に落下する、または上空を通過する可能性があったため、Jアラートを出した。その後、領域への落下や上空通過の可能性がないことが確認され、Jアラートによる避難の呼びかけを解除した。付近を航行する航空機や船舶には、現時点で被害報告などの情報は確認されていないとした。