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2018.12.10

WING

エアバス機、日本の空で100機に到達

日本の空で存在感増すエアバス機たち

 エアバスは12月7日(仏現地時間)、日本の航空会社が運航するエアバス機の数が、合計100機に到達したことを発表した。同社によれば、記念すべき100機目の機体となったのは全日空(ANA)のA321neoだ。
 日本の空で存在感を増しているエアバス機は、中堅キャリアやLCCのみならず、大手エアラインでもフリートで重要なウェイトを占めるようになってきた。例えば、ANAはA321neoを合計33機発注。今回100機目となったA321neoは、同社へのA320neoファミリー納入機17号機目となった。さらにANAはA380を3機導入するほか、日本航空(JAL)もA350XWBを導入する。
 なお、エアバスによればANAのほか、日本の航空会社では5社がエアバス機を運航。エアアジア・ジャパンがA320ceoを2機、ジェットスター・ジャパンがA320ceoを24機、ピーチ・アビエーションがA320ceoを21機、スターフライヤーがA320ceoを12機、バニラエアがA320ceoを15機運航中だ。さらに今後は日本の航空会社に対して68機が引き渡される予定で、現在国内全体の受注残の50%以上をエアバス機が占めているという。

 

※写真=100機目となったANA向けA321neo(提供:エアバス)