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2024.06.04

WING

JALの4月国際線旅客は10.9%増56万人に

 国内旅客はわずか下回る水準、利用率7割弱

 

 日本航空(JAL)が発表した4月の輸送実績は、国際線旅客が前年同月比10.9%増の56万3617人利用率が78.8%で、国内線旅客が0.7%減の256万4713人、利用率が68.4%だった。国際線はインバウンド中心に好調に伸びて前年同月を1割以上も上回った。国内線は前年をわずかに下回って推移した。
 国際線は、旅客が前年を上回りながら、8割近い利用率となって好調に推移した。需要を示すRPKが8.9%増の31億3551万5千人キロで、供給を示すASKが2.9%増の39億7769万8千座席キロとなり、供給の増加量を上回る需要の増加を見せた。方面別に実績を見ると、ほとんどの方面で旅客数が前年同月を上回った。東南アジア線は旅客数が4.4%減の21万5594人で唯一前年を下回ったが、利用率が1.6ポイント上昇の81.6%となった。利用率についてもっともよかったのが韓国線で8.9ポイント上昇の90.7%となった。これに次いで、オセアニア線は18.7ポイント上昇の82.5%であり、低調だった前年に比べて大幅な改善となった。

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