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中国艦艇2隻が魚釣島・台湾付近通過
統合幕僚監部は6月7日、2隻の中国艦艇が尖閣諸島の魚釣島付近を航行して与那国島と台湾間を通過した後、太平洋側から沖縄と宮古島間を抜けて東シナ海へ向かったことを発表した。
防衛省・自衛隊は2日、魚釣島北西沖約80キロの海域で午前10時ごろにルーヤンII級ミサイル駆逐艦(艦番号151)を確認。また正午ごろには同海域でジャンカイII級フリゲート(艦番号577)を確認した。2隻は南方向へ進み、与那国島と台湾の間の海域を通過。その後6日21時ごろには、2隻が沖縄本島と宮古島の間の海域を北進し、東シナ海へ向けて航行した。
中国艦艇2隻の警戒監視を行ったのは、海上自衛隊第11護衛隊(横須賀)の「やまぎり」および第1航空群(鹿屋)のP-1哨戒機だった。
※図=中国艦艇2隻の行動図(提供:統合幕僚監部)